▶️ユニセフなどの募金を考える
災害が起こると被災地にいる人たちは長きにわたって影響を受けることになります。
通常の生活を取り戻すまでにはしばらくかかりますので、周りの人たちの支援が必要です。
ボランティアとして現地に出向いて支援をする人たちも増えていて、そのような活動に積極的に参加できるような環境にあるのなら良いのですが、中には行きたくても行けない状況の人もいますので、その場合は何か別の形で支援できないかと考えます。
ボランティアに行けない人でも助けになることができるのが募金であり、現在では様々な形での募金ができるようになっていますので、自分にできる方法で支援を行いましょう。
よくあるのが特定の災害に関して復興支援財団が立ち上げられるという方法であり、その場合は財団が指定している口座宛に振り込むだけです。
面倒な手間といえば銀行に行って用紙をに記載するというくらいで、あとは特にありませんし、領収証が必要なら発行してもらえます。
最近ではインターネットバンキングも普及していますので、利用している人なら自宅に居ながらでも行うことができますし、スマートフォンからの操作も可能です。
財団の目的がはっきりしていますので非常に良い方法ではありますが、複数ある場合にはどこに送金するのが良いのかをきちんと見極める必要があります。送った先が公益財団法人の場合には税制上の優遇措置が受けられますので、企業での送金を考えている場合にはそのあたりの情報もしっかりと確認しておきたいところです。
こういった団体では物品による支援も受け付けていることがあり、物による支援ができるケースもありますので、送れる物があるのなら積極的に活用しましょう。
どのような手順で送れば良いかはそれぞれ異なりますので、必ず事前に確認しなければなりません。
連絡なしに送ると受け取ってもらえないようなところもたくさんありますので、正しい方法で送ることが大切です。
▶️所在地や連絡先も分からないところは詐欺の可能性が高い
人の善意を利用した詐欺なども横行していますので、きちんとした団体なのかを調べることも忘れてはいけません。
活動内容や団体の概要などがほとんど書かれておらず、所在地や連絡先も分からないところは詐欺の可能性が高くなりますので注意が必要です。
そういったケースでは振込先だけがはっきりと記載されていて、その他の部分は非常に曖昧になっていますし、サイト上の情報自体が非常に薄いので読んでも活動を把握することができません。
支援の目的にもっともらしいことが記載されていても、他のサイトから勝手にもってきたものかも知れませんので、自分なりに調べることはとても重要です。
災害の名前を入れて検索をすると、支援方法などが一覧で出てくることがありますので、そういったサイトを利用するのも一つの方法です。
最近多いのがYahoo!JAPANネット募金のようにインターネットサイトでの募金を集っているケースであり、こういったタイプになると気軽に支援できると感じる人が多いため、かなりの額が集まっています。
サイトを確認することでどのような活動に充てられているのかが分かりますので、実際に被災者のためになっていると感じることができます。
登録されているクレジットカードからの支払以外ではT-POINTを使って1ポイントから寄付ができるというのも新しい試みです。
T-POINTカードはかなりの普及率を誇りますし、現金よりも更に気軽に支援できる方法として今後は定着するかもしれません。
▶️支援方法、振込方法はさまざまなやり方がある
他にも各企業が支援に乗り出していて、様々な募金活動を行っていますので、コンビニエンスストアで買い物をする際に目についたり、スーパーなどでも見かけることがあります。
身近な場所で行える方法はあふれていますので、支援できる方法が見つからないということは少ないのではないでしょうか。
中には被災地の子供たちを支援するなどの内容がピンポイントのものもあり、自分の支援したい目的にマッチすればより良い支援を行うことができます。
どのような目的で取り組むのかは人それぞれではありますが、私たちの住む日本は自然災害がとても多くて、常に支援を必要としている人がいるような状態です。
ですから、今支援している人でも将来的には支援を受ける側になることも考えられますので、決して他人ごとではありません。
また、国内では安定した状態にあったとしても国外では紛争が起こっていたり自然災害によって家を失ったりと様々な助けを必要としてる人たちが大勢いますので、助け合いの精神は持ち続けたいものです。
復興支援をしたいという気持ちは素晴らしいものです。
銀行から振り込みをするという王道の方法でも良いですし、インターネットサイトから寄付を行うのもおすすめの方法ですので、今できることから始めましょう。
たとえ小額であっても一人一人がそういう意識を持ち続けることで被災地の人たちを元気づけることができますし、支援が行き渡れば復興の日も近づきます。
※おすすめ→日本ユニセフに募金する