医学部に特化した予備校の一つに富士学院が挙げられます。
医学部はハードルの高さが一つのネックとなりますが、医学部の合格を目指すのであれば、やはり医学部に特化した富士学院に通う事が一つの手段となるでしょう。
富士学院の3種類のコース
この医学部に特化した予備校である富士学院には、3種類のコースが設けられています。
一般的な予備校と聞くと集団授業を行うイメージが強いかもしれませんが、それとは大きな違いが見られます。
複数のコースが用意されていて、自分に一番合った最適なコースを選べるようなシステムになっているのです。
じっくりと受験対策を行っていきたいのか、それともできるだけ短期間で集中的に対策をしたいのかなど、自分の希望に合わせたコースを選ぶことにより、合格への近道に繋がります。
コースは主に3種類あり、マンツーマン指導が特徴である個人指導、そして夏季や冬季などといった長期休暇などを上手に活用する期間限定特別講習、そして一年を通して受験対策を行う富士ゼミと呼ばれるものです。
どれも特徴がありメリットもあるので、上手に活かすためにも、自分にはどれが一番合っているのかを判断することが重要です。
個人指導
まず一つ目の個人指導についてですが、これは家庭教師と同じようなスタイルを思い浮かべると分かりやすいでしょう。
教師と生徒が1対1になり授業を進めていくスタイルです。
受験生からの評判が非常に良いコースであり、富士学院といえばマンツーマン指導が最大の特徴とも言えます。
個人指導においては、それぞれの生徒に合った受験対策が行われます。
一番最初に公立や私立などといった志望校の選択をはじめ、それを元にして受験のスケジュールを組んで行きます。
志望校ごとに出題傾向があるため、それを把握した上で、実際の授業に移っていきます。
マンツーマンであるため、勉強をしていて分からない部分があってもすぐに質問をすることができ、受験にあった具体的なアドバイスをもらえることも大きなメリットと言えます。
また近年では富士学院のオンライン個別指導と呼ばれるものも行われています。
オンライン個別指導においては、自宅にいてもリアルタイムで講師とコミュニケーションをとることができる点が大きなメリットと言えるでしょう。
オンライン個別指導の内容としては、一つ目に同時双方向型があげられます。
これはリアルタイムで授業を配信するオンライン個別指導にあたり、自宅にいても教室で授業を行っているような感覚で受講をすることができます。
生徒一人ひとりに合わせた指導が特徴であり、質問を次回まで残しておくこともありません。
そして二つ目がビデオオンデマンド型と呼ばれるもので、動画配信メディアや既存のサーバーなどを使って、配信形式で行われるものです。
自分の都合に合わせて授業の画面を確認することができ、復習としても上手に活用できます。
とはいえ授業が一方的であるため、分からない部分が出てきた場合には質問ができず、場合によっては集中できないこともあるでしょう。
講師とのコミュニケーションが不足する可能性もあるため十分な注意が必要です。
期間限定特別講習
そして二つ目のコースが期間限定特別講習と呼ばれるものです。
これは定期的に実施されている講習であり、学校が長期間の休みに入る夏休みや冬休み、そして入試直前などに行われる集中指導です。
モチベーションを上げたり、推薦入試の対策には非常にお勧めと言えるでしょう。
入試直前の集中指導においては、医学部受験に際し追い込みができる最適なコースとも言えます。
富士ゼミ
そして三つめが富士ゼミと呼ばれるものです。
富士ゼミは私立や公立など4種類のコースが用意されているのが特徴です。
一年を通じて学ぶことができ、医学部合格を目指す人向けの内容です。
高卒生が対象になっていて、少人数クラス制が導入されています。
富士ゼミから医学部に合格する人も非常に多く見られ、時間をかけてじっくりと受験対策を行っていきたいという人にとっては非常にお勧めと言えます。
まとめ
このように様々なコースがあることがわかりますが、どれが自分に向いているのかは人それぞれです。
実際に説明会に参加する、学院と相談してみるなどの方法で、自分に見合うものを決めることが大切です。
気になることとして学費がどれくらいかかるのかという点が挙げられますが、その他の医学部志望の予備校と比べた場合に、学費は平均的と言えるでしょう。
とはいえ数多くの実績を残していることから、かなりコストパフォーマンスに優れた予備校とも言えます。
費用についてはどのコースを選択するのかなどにより大きく異なるため、まずは相談に訪れて問い合わせをすることが重要です。
富士学院に通いたいけれども近くにないので通うことができないという場合にも、直営寮が完備されています。
学習に専念できる環境が整っているので、このような職業を利用することも一つの手段として考えておくとよいでしょう。